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2012年8月19日日曜日

「レバレッジ型」「インバース型」のETF売買増える。その特性は?


日経の投資の知恵袋 Money&Investmentでの2012/8/19付の記事「新型上場投信こう使う 手軽に売買、特性理解を」では、「レバレッジ型」や「インバース型」のETFについて解説がされています。

2012年7月の上場投信の売買代金ランキングでは、4位に日経平均レバレッジ・インデックス連動型ETF(野村)(売買代金138億円)、5位に日経平均インバース・インデックス連動型ETF(野村)(売買代金88億円)、6位にTOPIXブル2倍ETF(シンプレクス)(売買代金86億円)、10位にTOPIXベアETF(シンプレクス)(売買代金37億円)が入っており、「レバレッジ」や「インバース」といった特性のETFが入っています。これらは、「4月に登場したばかりの新顔」で、「日本では大阪証券取引所などが今年春に規則を改正し上場できるようになった」ものとなります。

「レバレッジ型」は、例えば日経平均株価が1%上がる(下がる)と2倍の2%値上がり(値下がり)するといった指数の倍の値動きをする商品。「もくろみがはずれて相場が下がると、損失が拡大する」が、「より大きな値動きを求める投資家にとっては魅力」としています。

「インバース型」は、例えば日経平均株価が1%上がる(下がる)と1%値下がり(値上がり)するといった日経平均とは逆の値動きをする商品。「保有する現物株の価格が下がるリスクをヘッジする時に活用すると便利」としています。

記事では、「これら「レバレッジ型」と「インバース型」の上場投信の価格は、指数の2倍や逆の方向に完璧に動くわけではない」点は注意で、「長期に保有すると日々の誤差が積み重なって増幅され、狙った値動きからのズレが大きくなる懸念がある」としています。そのため、「長期保有には向かない面」を指摘しています。
「商品性をよく見極めてから投資に臨む必要がある」と呼びかけています。

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