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2012年9月1日土曜日

J-REITの値動き TOPIXと高い相関あり

日経の2012/8/27付の記事「国内REIT投信、過去3年は国内株より高収益 注目投信ランキング」では、国内REIT(不動産投資信託)で運用する投信について解説しています。

REIT投信の「過去3年間の騰落率はいずれも20%超と好調。東証REIT指数(日本のREIT市場を代表する投資収益指数)も同様に20%超と、同期間のTOPIXの騰落率(マイナス15%)を大きく上回る」とのこと。
「過去5年間で見ると、いずれもマイナス50%超。いずれの期間でも両指数のリスク水準はほぼ同じで相関係数も0.75と比較的強い」とし、「海外投資家の中には、国内REITを日本株と同一視して売買する傾向がある」ことがJ-REITとTOPIXの値動きの相関係数が高い要因として解説されています。

ブログ「マクロ経済動向と資産運用形成 研究室」の2012/8/28付の記事「国内REIT投信、過去3年は国内株より高収益 注目投信ランキング/日経新聞WEB刊より」では、「リートの分配金利回りの方が、一般株式配当金利回りよりもかなり上位にあるので、本来はリートは株式と同様に解釈してしまう商品ではありませんが、それだけ日本のリートが不安視されている証左なのかも知れません」とコメントされています。
J-REITは「物件管理の煩わしさ無しにそこそこの分配金が確保され、利回り計算も簡単であり、しかも小口投資ができ、また一方で市場流動性も確保されていますから、一般の実物不動産投資よりは安全性と利便性でやや有利と思います」という点で実物不動産投資と比較して優位ということです。一方、「借金の担保にできないため、投資レバレッジが利かない」点を欠点として指摘しています。

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2012/7/2 J-REIT投資の分配金と資産形成について考える(2)  -J-REITの分配金と株価のトレ
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