Google アナリティクス

Googleウェブマスター

2012年9月13日木曜日

GPIFの運用の基本ポートフォリオと業務実績


厚生労働省独立行政法人評価委員会より2012/8/21付で「年金積立金管理運用独立行政法人の平成23年度の業務実績の評価結果」が公表されています。

年金積立金管理運用独立行政法人は、厚生労働省所管の独立行政法人で、国民年金の運用を行っており、GPIF(Government Pension Investment Fund)という略称が一般的です。
平成22事業年度の実績で116兆円もの資金を運用しています。
本レポートは、GPIFの平成23年度の業務運営についての実績を評価したものです。年金運用がどのようになっているのかを概観できます。

GPIFの運用の基本ポートフォリオは、「年金積立金管理運用独立行政法人  平成24年度計画」によると、
国内債券 67%(乖離許容幅 ±8%)
国内株式 11%(乖離許容幅 ±6%)
外国債券  8%(乖離許容幅 ±5%)
外国株式  9%(乖離許容幅 ±5%)
短期資産  5%(乖離許容幅 -)
と定められています。
ただし、「市場動向を踏まえた適切なリスク管理等を行い、急激な市場の変動があった場合には、必要に応じて見直しの検討を行う」としています。

実際の運用では、パッシブ運用とアクティブ運用を組み合わせています。
ベンチマークは、
国内債券:NOMURA-BPI「除くABS」
国内株式:TOPIX(配当込み)
外国債券:シティグループ世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース。以下同じ。)及びシティグループ世界BIG債券インデックス(除く日本円、ヘッジなし・円ベース。以下同じ。)の複合インデックス
外国株式:MSCI KOKUSAI(円ベース、配当込み)
短期資産:TDB現先1ヶ月
が採用されています。

年金積立金管理運用独立行政法人のホームページ:http://www.gpif.go.jp/index.html
年金積立金管理運用独立行政法人  平成24年度計画:http://www.gpif.go.jp/public/activity/pdf/plan_h24.pdf

0 件のコメント:

コメントを投稿