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2012年9月13日木曜日

ドイツの取るべき道は「慈悲深い覇権国」になるかユーロを去るか:ジョージ・ソロス氏 


日経の2012/9/11付の記事「[FT]ソロス氏、独に決断迫る 「変心か離脱か」 」では、著名投資家のジョージ・ソロス氏のインタビューによるソロス氏の欧州債務危機

ソロス氏は、ドイツ政府の取るべき道は、
・成長促進や共同財政機関の創設、共同債の保証によって景気後退から脱出させる(他の欧州諸国と運命をともにして沈むか泳ぐかというリスクを取る)
・欧州の未来を救うために自ら通貨同盟を去る
のいずれかと主張しています。
ソロス氏の望む解決策はドイツのユーロ離脱ではなく、「ドイツがデフレ的な立場を捨て、パートナー諸国に対して「慈悲深い覇権国」として振る舞うこと」だと明言し、また、「債務国と債権国の現在の欧州の対立が恒久化するのを防ぐには、本格的な「欧州財政機関(EFA)」、すなわちECBが購入したすべての国債の支払い能力リスクを引き受ける欧州通貨基金が必要」だとソロス氏は指摘しているとのことです。

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