記事では、下記のポイントが指摘されています。
(1)テレビとソーシャルメディアの融合が加速し始めている
(2)ソーシャルビューイングは視聴率に影響する可能性
(3)逆に視聴率とは異なる影響力指標が見つかる可能性
「SPEC~翔~」「NEWS WEB 24」の番組で成果を上げた、視聴者が番組を視聴しながらツイッターで感想を投稿する「ソーシャルビューイング」(投稿内容をデータ放送の画面や番組の画面に表示するという手法)という手法が紹介されています。
cf.『SPEC~翔』2012年4月1日 放映前日、当日、翌日公式ツイッター他まとめ
cf.ブログ記事:「ツイッターと連動のニュース番組、NHK NEWS WEB24 どこまでやれるか見ものですね。 [テレビ番組]」
また、「ワールドビジネスサテライト」ではFacebookページを開設、「番組の放送時間以外での視聴者との双方向のコミュニケーションに挑戦」している様子を伝えています。「事前に番組内容を予告することで視聴につなげる効果」や「視聴率ではみえてこない視聴者の生の感想が、ソーシャルメディア上に見えてくることにも大きな可能性」があるとのこと。
(筆者注:2012/9/5現在のFacebookページ「ワールドビジネスサテライト」の「いいね!」の数は 157,469人。
写真付で今日の内容や番組の裏側を紹介。番組の最後では視聴者の質問にゲスト解説者が回答しています。)
「本当にその番組をお金を払ってでも視聴したいファン」の「「熱量」を測る指標の一つとしてツイッターへの投稿数が使える可能性」について言及されています。
さらなるソーシャルメディアの普及により、ソーシャルメディアと連動したマスキャンペーンにおいて、「ソーシャルビューイングを推奨している番組にテレビCMを打つ方が、単に視聴率の高い番組に比べて効率が良いといった事例」が出てくるのではという展望が示されています。
0 件のコメント:
コメントを投稿