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2012年9月20日木曜日

【書籍】外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々

マネーの知恵(仮)2012/9/19付の記事「外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々(藤沢数希/著)読後の感想」では、ブログ金融日記で有名な藤沢数希氏の最新著書の書評を掲載しています。

外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々
藤沢 数希
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 29

楽天証券の山崎元さんによる書評も読書のすすめ「外資系金融の終わり」(藤沢数希)「投資家のための金融ビジネスの教科書として」にて掲載されています。
リンク: https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/opinion/yamazaki/yamazaki_20120921.html?l-id=tweetbtn?l-id=tweetbtn

「投資家が金融ビジネスの仕組みを無理なく過不足無く理解ための格好のテキストブック」と評価しています。
「金融ビジネスにはどのような人が関わっていて、それぞれがどのような役割とインセンティブ(誘因)をもって、どのように行動しているのか、ということが分かれば、マーケットに関する情報を解釈する上で見通しが良くなるし、証券会社や銀行と付き合う上で何に注意したらいいのかがよく分かる」とコメントされています。





目次は下記になっています。


外資系金融の終わり ─目次

まえがき ─終わりのはじまり

第1章 大きすぎてつぶせない

ギリシャの「飛ばし」とゴールドマン・サックス
平均年収7000万円のふつうの人が働く大企業
巨額の税金で救済された外資系金融機関
世界最大のヘッジファンドとなったFRB
ウォール・ストリートを占拠せよ!

第2章 金が天から降ってきた

空前の20年バブルと蓄積されたリスク
サブプライムはアメリカンドリームだった
20代で上場企業の社長並みの年収になった
20代の若者を高額報酬で引き抜き合うわけ
年収3000億円
金融業界のハレンチな接待
バブルが崩壊しても儲けたやつら
破綻したリーマン・ブラザーズの社員が一番儲けた
桁が上がったマネーゲーム

第3章 金融ほどすてきなビジネスはない

世界で2番目にすぐれたビジネスモデル
銀行は長短金利差でサヤを抜く
日本の銀行の簡単なお仕事
世界の投資銀行の楽しいお仕事
世界経済を人質に取る巨大金融機関
世界の金融コングロマリット

第4章 サル山の名前は外資系投資銀行

投資銀行=証券会社?
セルサイドとバイサイド
投資銀行の組織図
株式調査部という不思議な部署
キャバクラの経営をはじめたセールス部隊
投資銀行部門残酷物語
ミドルやバックは二級市民
異常にケチが多いトレーダーという人種
ウォーレン・バフェットもジェイコム君もケチである
貧乏なセールスやバンカーほど気前がいい
死体処理という本当の人事部の仕事
社内はサル山の権力闘争

第5章 ヨーロッパとアメリカの失われる10年+

共通通貨ユーロとAKB48マジック
パリバ・ショック、リーマン・ショック、ギリシャ・ショック
ユーロ圏諸国の愛憎劇
ユーロ危機は終わらない
アメリカ経済の大きな足かせ
アメリカ人には仕事がない
日本の失われた10年と欧米の日本化
本当に人々を豊かにする経済成長だったのか?
システミック・リスクを増大させた金融工学

第6章 金融コングロマリットの終焉

外資系投資銀行の日本化
ボルカー・ルールとバーゼルⅢ
社会主義化した国際金融の世界
株主の金をぶっ飛ばした外資系金融のプロたち
アメリカでは75万人のクビが飛んだ
新卒が試用期間中にクビを切られるわけ
金融機関にも生じたコングロマリット・ディスカウント
納税者に迷惑をかけなかったヘッジファンドたち
増資インサイダー問題と投資銀行の情報隔壁
巨大金融コングロマリットを解体せよ!

あとがき ─大企業から個人の時代へ

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