投資信託の選定候補は、「リターンが高く、リスクが低く、かつコストの低いファンド」と指摘。
「日本の投信は、設定当初は純資産が大きく積み上がり、その後は資金が急激に流出してしまうファンドが多い」としながら、直販投信(さわかみ、セゾン、コモンズ、鎌倉、ありがとう等)は「厳しい運用環境の中でも資金が流入し続けている」と評価しています。
モーニングスターの「ファンド検索」機能により、「良好な運用実績、比較的抑えたコスト、一定の純資産の規模、安定した資金の流入等の条件を満たすファンド」が示されています。
モーニングスター:ホーム >投資信託 >詳しく条件を指定して検索(詳細検索)
http://www.morningstar.co.jp/FundData/DetailSearch.do
条件設定は、
3年間のトータルリターン:同じ分類のファンドの平均より高い
3年間の標準偏差:同じ分類のファンドの平均より低い
リスクメジャー:全てのファンドの中で平均以下のリスク水準
信託報酬:同じ分類の平均より低い
運用年数:3年以上
償還期間:10年以上
純資産額:10億円以上
資金流入:1年以上連続して資金が流入
で行ったとしています。
該当は2件で、特徴とともに紹介がされています。
・エマージング・ソブリン(毎月決算型)ヘッジ(国際投信)
http://www.morningstar.co.jp/FundData/SnapShot.do?fnc=2009031803
・セゾン バンガード・グローバルバランスF(セゾン投信)
http://www.morningstar.co.jp/FundData/SnapShot.do?fnc=2007031505
また、「リスクオフ環境下では、極力リスクを抑えつつ、少しでもいいのでリターン」へのニーズが強いとして、「特にリスク指標である標準偏差、リスクメジャー、過去の最大下落率等を参考」にするようアドバイスがされています。
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朝倉 智也
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