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2012年9月10日月曜日

退職後のマネープランで注意したい5つのポイント

日経の2012/5/16付の記事「退職貧乏父さんにならない方法」では、退職後のマネープランとして注意すべき5つの項目を挙げています。(日経マネー2012年6月号の記事を基に再構成した記事となっています)

「日経マネー」の実施したアンケート「個人投資家調査」によると、60歳以上(該当の回答者1081人)の金融資産は2000万円以上を保有する人が50%となっています。2000万~3000万が19.1%、3000万~5000万が18.7%、5000万~1億が10.9%、1億円以上が1.3%となっており、退職金と年金をもらっている世代のため、他の年代と比べて最も金融資産が多くなっています。2000万以上の金融資産を持っているのは、50代では37%、40代では27%ということです。

~注意すべき5つの項目と主要なポイント~
1.退職祝いに世界一周旅行を計画
・「退職金でドカンと買い物をして失敗する例が一番多い」(FP事務所ガイア代表取締役社長の中桐啓貴さん)
・退職金振り込み先の銀行からあの手この手で勧誘され、(経験がないのに)金融商品を数百万円単位で買ってしまう
→「これまで投資を一切してこなかった人が、退職金が出たからといって投資を始めるのはリスクが大きすぎる。少なくとも少額の投資で慣らし運転をしてから始めよう」(フィデリティ退職・投資教育研究所所長の野尻哲史さん)

2.「俺は仕事一筋。家は妻に任せきり」
・(家事を手伝っていなかった夫が)「退職後、急に夫婦で話し合うというのは難しい。退職前から、リタイア後はどんな暮らしをしたいかなど、お互いの価値観を確かめ合う時間を持つことしか対策はないです」(同上、中桐啓貴さん)

3.不動産投資で不労所得を得る
・“不労所得”に憧れて退職後に不動産投資を始めて失敗する例もよくあり、よほどノウハウがない限り素人はリスクが高い

4.子供のために学歴を高める資金支援
・「夫婦二人暮らしの場合、退職金を含め約3000万円前後の老後資金を準備しておきたい」(ファイナンシャルプランナーの豊田眞弓さん)
・海外留学の費用や大学院の学費などに仕送りしてしまい、貯蓄を大きく取り崩してしまうケース
→「やみくもに教育費を援助するのも考え物で、奨学金制度の活用も視野に入れたい」と指摘されている

5.趣味活動を増やして友達を作る
・趣味の出費も計画的に

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