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2012年10月19日金曜日
グローバルREITが好調 金融緩和が追い風、純資産価格との比較ではまだ割高感はなし
日興アセットマネジメントの楽読(ラクヨミ)2012/10/17号「魅力ある投資先として注目集まるグローバルREIT市場」は、グローバルでREIT指数が株式をアウトパフォームしており、好調な様子を伝えています。
URL: http://www.nikkoam.com/files/fund-academy/rakuyomi/pdf/raku121017_01.pdf
世界株式およびグローバルREITの価格推移と、国・地域別のREIT価格とNAVとの比較(NAVプレミアム・ディスカウント)の表が示されています。
(表:日興アセットマネジメントの楽読(ラクヨミ)2012/10/17号「魅力ある投資先として注目集まるグローバルREIT市場」より)
ポイント
・グローバルREIT市場の年初から2012/10/16までのパフォーマンスは、約+21%となるなど、世界株式を上回る良好な結果。
背景は2点:
・REITは投資先の不動産から生じる賃料収入を分配金の主な原資だが、経済動向や企業業績の見通しが困難な中、て安定した分配金が期待できる収益構造が不透明な投資環境にある中でも、投資家に選好されたとみられる
・各国中央銀行が金融緩和を進める中、各国REITの資金調達環境が比較的良好であることや、国債利回りが大きく低下したことで、グローバルREITの分配金利回りの魅力が一層高まったことなどが価格上昇を後押しした
見通し:
・2012年9月末時点でのNAVプレミアム・ディスカウント(国・地域別のREIT価格とNAV(純資産価格)を比較した指標)では、米国を除く多くのREIT市場においてREIT価格がREITの純資産価値よりも低く、、当指標からは割高感はみられない
・、米国を始めとした不動産市況に緩やかながらも回復の兆しが見えはじめていることなどもあり、グローバルREIT市場は、引き続き魅力ある投資先
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