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2012年10月5日金曜日

日本の投資家の間で海外ETFが拡大している


日経(2012/10/4)スクランブルの記事「海外ETF活況が映す日本株パッシング 証券部 関口慶太」は、日本の投資家による米国上場のETFの購入比率が上がっていると、海外ETFの拡大を伝えています。

「米資産運用大手ブラックロックによれば、2012年8月末の世界のETFの純資産残高は1.57兆ドルとリーマンショック前のピークである07年末(7967億ドル)の約2倍」に、「商品本数は3291本と3倍近く」になっているそうです。世界的にETF市場は拡大の一途ということです。

例えば、日本株低迷の裏で、ASEAN諸国の株価指数は2012年の年初から10月4日までの上昇率上位はタイが27.7%、フィリピンの24.6%、シンガポールの16.2%となっており、先進国の相場に比べて値動きこそ荒いが、上昇していることも追い風のようです。

ETFの最大のメリットはコストの安さで、モーニングスターによれば、国内の投信の信託報酬は平均で1.49%だが、海外ETFでは1%を下回るものが多い。ブラックロックが取り扱うETFは最大でも0.99%だと説明されています。
「一定金額以上投資しないとコスト倒れになるが、当面保有し続けようという投資家にとっては妙味がある」と解説されています。(*現状ではネット証券であっても売買手数料は比較的掛かります。)

機関投資家においても「透明性のある価格と流動性へのニーズが台頭」しているようで、都市銀行や生命保険会社など金融機関が海外投資の一部に組み入れる動きもあるとのこと。

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