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2012年10月4日木曜日

投資信託が普及しないのは、株式市場の長引く低迷と高過ぎる手数料


ダイヤモンドでの連載「山崎元のマネー経済の歩き方」での2012/10/1付の記事「投資信託残高を数倍に増やすために」では、日本で投資信託の残高が伸びない事情について分析をしています。
記事URL: http://diamond.jp/articles/-/25594

問題点は下記の2点。
・直接的な問題として、長年続く株価の低迷
「昨今のような株価の推移では、「ハイリスク・ハイリターンの原則」を一般人に説いても説得力がない」
「追い風を待たなければどうにもならない側面はある」

・手数料が高過ぎる
「投資した初年度は、投資額の4%くらいが手数料で消えることになるし、継続的にかかるコストである信託報酬だけで長期金利(現在約0.8%)の倍近いお金を払い続けるのだから、投資家がもうけることが容易ではない」

「銀行も証券会社も、顧客の資産残高に対してどれくらいの手数料獲得を目指すのか、それで顧客の運用状況がどうなるのかを真剣に検討して、長期的なビジネスプランを考えるべき」と主張がされています。
信託報酬率の引き下げを検討すべきであり、「例えば株式投信の残高が200兆円(現在の4倍)あれば、いいビジネスではないだろうか」との展望が示されています。

インデックスファンドやETFでは、年間支払手数料(ファンド内の売買手数料も含めて)を1%以内に抑えること可能であるとコメントしています。

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