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2012年10月5日金曜日
生命保険の肉食営業に注意 自分に合った保障や給付内容をしっかり把握すべき
某機関投資家で働く会社員のブログ「The Goal」の2012/10/5付記事「保険ステマの疑惑」は、週刊 東洋経済 2012年 1/7号 [雑誌] の特集・生命保険を使い倒す!についての所感が述べられています。
保険について、「保険とは手数料30~35%のコストを支払い、大数の法則の下で給付金の獲得を目指す金融商品」であり、性質はギャンブルと同じで、目的がリスクテイクかリスクヘッジかという本質を説明しています。
記事内の、「提案力」誌上コンペは、収入の3~5%程度の保険料になるようなプランばかりで、「支払えなくはないかな」と考えられる最大の保険料のプランを提示している印象だということ。支払えるギリギリのプランを提示すると言う意味で肉食営業」だと指摘しています。
給付申請において注意すべき点として、下記の事項が挙げられています。
・寝たきり状態になり、高度障害保険金がもらえるのに、その存在を知らない。
・がん保険で通院給付金がもらえるのに、自宅への往診分も通院日数にカウントされるのを知らず、診断書にその記載がないため、往診日数分の給付を受け取っていない。
・リビングニーズ特約に気付かない。
(*どのような時に保険が出るのかは、本来は正確に把握しておくべきですが、多くの人には難しいという実態もあるのかと思います。)
(*筆者ASKの追記:
保険の営業員はしばしば過大な提案がされるように見受けられます。
保険の説明の常套文句である「もしもの時に備えて」という言葉は魔法の言葉で、「もしも」が実際に起きた際には保険がたくさん出るに越したことはないので、入らない理由はないのですが、これは、費用対効果を考えなければ、という前提です。提案を受ける一般人より知識のある保険の営業員は優位にあることが多いと言えるでしょう。結果、実際に「もしも」が起こる可能性に対して割高な保険料を支払うこととなります。また、負担に耐える貯蓄があれば、実は保険に入る必要のないケースもあろうかと思いますが、保険に入る必要がないという判断も難しいものがあるかもしれません)
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