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2012年10月3日水曜日
投信投資家にとって望ましい国の判定で日本は新興国よりも低いC評価(モーニングスターより)
モーニングスター朝倉智也社長の2012/10/1付の記事「世界の投信市場で、投資家に最も望ましい国は米国とシンガポール」では、「現在、「金融審議会」でディスカッションされているが、我が国の投信市場の改革に向け、真剣に取り組む必要がある」と指摘がされています。
記事URL: http://tomoyaasakura.com/2012/10/post_31.html
モーニングスターでは、各国の投資信託に係わる、規制、ディスクロージャー、税金、コスト、メディアの対応等の様々な観点から評価を行い、投信投資家にとって望ましい国を判定。
Morningstar
Global Fund Investor Experience 2011
http://corporate.morningstar.com/us/html/..%2Fdocuments%2FMethodologyDocuments%2FResearchPapers%2FGlobalFundInvestorExperience.pdf
日本は中国やインド等の新興国よりも評価が低く、「C」の評価ということです。
特に日本が改善すべき点はディスクロージャーであるとのことです。
ファンドマネジャーの名前と運用年数等の重要情報が開示されてない点も問題であるとしています(米国はもちろん、中国や台湾ですら開示されている情報のようです)。
また、「税金の点で、米国や豪州で行われている長期投資によるキャピタルゲインの優遇税も長期投資を奨励するための検討すべきポイント」との指摘がされています。
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