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2012年10月4日木曜日

欧州債務危機でアメリカでのMMFの運用資金が日本の銀行に振り向けられている


日経(2012/10/3)「米MMF運用先、邦銀シフト進む 欧州不安で 残高倍増、安全志向強める」では、アメリカでのMMFの運用資金が日本の銀行に振り向けられているトレンドを報じています。

*MMFはマネー・マーケット・ファンドの略で、短期金融資産や公社債で運用される投資信託です。 MMFは投資信託なので、元本保証はありませんが、極めて安全性が高く、元本割れのリスクが低いのが特徴です。

「MMFの運用は安全志向で、資金の大半は貸し倒れリスクの小さい大手銀行のCDなどで運用している。投資先の上位10行は昨年までは欧州銀や米銀の独壇場で、邦銀の姿はなかった」と説明されています。2012年8月には日本のメガバンクが上位に入って来ています。「欧州不安が収束するには時間がかかると見られ、MMFマネーの邦銀への流入基調は今後も続くとの見方が多い」とのことです。

MMFのの資金が集まることで、日本の銀行は、「コマーシャルペーパー(CP)や社債を以前より有利な条件で発行できるようになり「ドル資金の調達の選択肢が広がる」(メガバンク)。欧州銀より低コストで市場でドル資金を調達できる」というメリットがあるということです。

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