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2012年12月18日火曜日

AKB48を広告起用も不振の個人向け復興応援国債 「握手権」は必須か!?

AKBの個人向け復興応援国債のテレビCMが流れています。
https://www.youtube.com/watch?v=ha7gFQ5Szqg


募集期間は12/6~12/28。
笑顔のために、これからも。
みんなの想いを、被災地のチカラに。


読売オンラインでは、「東日本大震災の復興費用の財源を確保するために国が発行する復興国債の個人への販売が低迷している」と伝えています。
「AKB48」を起用したポスターで購入を呼びかけ、巻き返しを図っているが、「2012年度分は1兆円弱と、目標の4割に満たない」とのこと。
今回売り出した個人向け復興国債のうち、固定金利型で5年満期の利回りは年0・13%(税引き前)。これは、前回の0.17%から0.04%引き下げで、過去最低を更新。
変動金利型10年満期の「変動10」の利率は0.48%と過去最低ではないが、前回の0.53%から0.05%引き下げ。

一般的な5年物の定期預金(年0・03%)よりは高いものの、超低金利が販売不振の要因と分析されています。

財務省の担当者は「AKB効果に期待したい」と話しているということです。
「財務省は「5年で19兆円」とされる復興費用の一部を賄うため、12年1月から発行を始めた。11年度発行分(12年1~6月)は1兆5000億円の目標に対し、1兆4030億円が売れた。そこで、12年度分(12年7月~13年6月)は、2兆5000億円を目標に掲げた。しかし、7月からの販売額は9659億円にとどまっている」とのこと。

また、記事によると、SMBC日興証券は12/6から、100万円以上買った人に現金を贈るキャンペーンも始めたようです。
個人向け国債は2種類あり、一つは、最初の3年間の利回りが年0・05%と低く、4年目以降は変動金利となる「復興応援国債」(満期10年)で、3年持ち続ければ、記念の金貨や銀貨がもらえる。もう一つが、利回りはやや高いが、硬貨はもらえない「個人向け復興国債」となっています。

・SMBC日興証券 冬の個人向け国債キャンペーン
http://www.smbcnikko.co.jp/service/campaign/p_bond/

ヤフーニュースでの松岡賢治氏の記事では、「12月発売分の個人向け国債は、総じて過去最低水準またはその近辺で、ネット銀行の定期預金などと比べるまでもなく、金利面での魅力はゼロ」とし、「個人所得が伸び悩む中、ただでさえ売れ行きが鈍っている状況で、更なる利率の引き下げ。いったい誰が個人向け国債を買うというのだろうか? さすがの財務省も焦りを感じているのか。これが、AKB48をCMキャラクターに起用した理由のひとつではないだろうか」と分析されています。

掲示板サイトでは、
「握手券を付けたら売れるんじゃね?」
「販促にAKBを使うとなったら握手券を思い付くのが自然だと思うがな 財務省は何をやってるんだよ」
「握手券でも付けなければわざわざAKBを起用する必要ないよな。」
「真面目な話こういうのこそAKB商法やるべき」
「どうせやるなら、国債買った人に限定等身大ポスター配布とかにしろよ」
と、続々と秀逸なアイデアが出されていますw

・2チャンネル 【AKB48】 財務省 「AKB効果に期待したい」 復興国債、AKBで呼び掛け
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1355401173/

【関連記事】
2012/11/19 AKB48の販売促進は厳しい状況の裏返し!? 個人向け復興応援国債のPR
http://moneyneta.blogspot.jp/2012/11/akb48pr.html

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