AKBの個人向け復興応援国債のテレビCMが流れています。
https://www.youtube.com/watch?v=ha7gFQ5Szqg
募集期間は12/6~12/28。
笑顔のために、これからも。
みんなの想いを、被災地のチカラに。
読売オンラインでは、「東日本大震災の復興費用の財源を確保するために国が発行する復興国債の個人への販売が低迷している」と伝えています。
「AKB48」を起用したポスターで購入を呼びかけ、巻き返しを図っているが、「2012年度分は1兆円弱と、目標の4割に満たない」とのこと。
今回売り出した個人向け復興国債のうち、固定金利型で5年満期の利回りは年0・13%(税引き前)。これは、前回の0.17%から0.04%引き下げで、過去最低を更新。
変動金利型10年満期の「変動10」の利率は0.48%と過去最低ではないが、前回の0.53%から0.05%引き下げ。
一般的な5年物の定期預金(年0・03%)よりは高いものの、超低金利が販売不振の要因と分析されています。
財務省の担当者は「AKB効果に期待したい」と話しているということです。
「財務省は「5年で19兆円」とされる復興費用の一部を賄うため、12年1月から発行を始めた。11年度発行分(12年1~6月)は1兆5000億円の目標に対し、1兆4030億円が売れた。そこで、12年度分(12年7月~13年6月)は、2兆5000億円を目標に掲げた。しかし、7月からの販売額は9659億円にとどまっている」とのこと。
また、記事によると、SMBC日興証券は12/6から、100万円以上買った人に現金を贈るキャンペーンも始めたようです。
個人向け国債は2種類あり、一つは、最初の3年間の利回りが年0・05%と低く、4年目以降は変動金利となる「復興応援国債」(満期10年)で、3年持ち続ければ、記念の金貨や銀貨がもらえる。もう一つが、利回りはやや高いが、硬貨はもらえない「個人向け復興国債」となっています。
・SMBC日興証券 冬の個人向け国債キャンペーン
http://www.smbcnikko.co.jp/service/campaign/p_bond/
ヤフーニュースでの松岡賢治氏の記事では、「12月発売分の個人向け国債は、総じて過去最低水準またはその近辺で、ネット銀行の定期預金などと比べるまでもなく、金利面での魅力はゼロ」とし、「個人所得が伸び悩む中、ただでさえ売れ行きが鈍っている状況で、更なる利率の引き下げ。いったい誰が個人向け国債を買うというのだろうか? さすがの財務省も焦りを感じているのか。これが、AKB48をCMキャラクターに起用した理由のひとつではないだろうか」と分析されています。
掲示板サイトでは、
「握手券を付けたら売れるんじゃね?」
「販促にAKBを使うとなったら握手券を思い付くのが自然だと思うがな 財務省は何をやってるんだよ」
「握手券でも付けなければわざわざAKBを起用する必要ないよな。」
「真面目な話こういうのこそAKB商法やるべき」
「どうせやるなら、国債買った人に限定等身大ポスター配布とかにしろよ」
と、続々と秀逸なアイデアが出されていますw
・2チャンネル 【AKB48】 財務省 「AKB効果に期待したい」 復興国債、AKBで呼び掛け
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1355401173/
【関連記事】
2012/11/19 AKB48の販売促進は厳しい状況の裏返し!? 個人向け復興応援国債のPR
http://moneyneta.blogspot.jp/2012/11/akb48pr.html
金融に関するニュースやブログ記事について紹介するブログです。
金融・経済の動向や、ライフプランとパーソナルファイナンス(資産運用、財産管理、タックスプランニング)、法人・個人の財務の話などをテーマとします。
2012年12月18日火曜日
2012年11月19日月曜日
AKB48の販売促進は厳しい状況の裏返し!? 個人向け復興応援国債のPR
米ヘッジファンド、ヘイマン・キャピタル・マネジメントのカイル・バス氏はかねてより「日本売り」を公言する人物ですが、2012/11/15の米バージニア大学が主催したカンファレンスで、日本国債の安全神話が崩れるとの主張を行ったようです。
参照記事:日経(2012/11/18)「「日本国債&AKB」を笑う米ファンド米州総局編集委員 藤田和明」
カイル・バス氏は、「構造的な転換点を日本は迎えている。すでにルビコン川を渡った」とし、3つの視点から確信は最近さらに深まったということです。
カイル・バス氏の主張:
1.経常赤字に転落する時期が早まってきた。これまで2013年後半と見ていたが、12月に発表される10月のデータから始まっておかしくない。中国での日本製品不買の動きが影響してくる。安倍政権になれば中国との今後の交易関係に影を落とす
2.日銀の独立性が危ぶまれる。政府の日銀への圧力で、国家財政を穴埋めする紙幣の増刷にブレーキが掛からなくなる。消費税も上げられそうにない
3.高齢化により家計の資産取り崩しが始まる時期の到来だ。年金も銀行も国債を買う側から売る側になる日がいずれやってくる
また、議論の途中で使ったのはAKB48の写真で、財務省が国債購入を促す宣伝に用いており、いかに売るのに困っているかの証左であり、「ミニスカートが好きなんだ。日本人は」まくしたてたということです。
日経記事では、ヘッジファンドのポジショントークでもあり、バス氏が日本国債の危機は「今後数カ月にも起きうる」と主張したのは2011年11月で、この1年で損失が出ていてもおかしくはないし、海外ファンドが日本国債に売りを仕掛けては失敗するという流れは1990年代以降、続いているという点を捕捉しています。
ただ、日本の財政は行き詰まるとの見方が深まっているのは間違いなく、多くの市場参加者が日本国債の売り手側に回れば、「市場からの規律」は突然やってくるかもしれないと指摘をしています。
「欧州債務危機で儲けたヘッジファンドたちは、次に狙える大きい市場は日本だと思い始めているんだろう」という会場で聞いた参加者のつぶやきの方が気になったということです。
カイル・バス氏の話のネタにもなった「AKB48」の国債への起用については、2012/5/28付けのWSJ記事「JGB48?――財務省、復興国債のPRにAKB48起用へ」で、AKB48が販売促進に一役買う国債の見通しは厳しいようだと伝えています。日本国債の需要が弱く、「財務省はAKB48の人気で、国債に対する意識が高まり、投資家が乗り気になって、低利回りを補ってくれることを期待している」ということです。
また、「ミニスカートとひざ下の靴下、大半が男性のファン層に訴える思わせぶりな歌詞といったAKB48のイメージは一見、まじめな日本の国債にとって際ど過ぎる感じもする」とコメントしていますが、過去に「2010年には国債投資が異性へのアピール度向上につながるとするビジネスマン向け広告を雑誌に掲載したことがある」と、財務省が型破りな販促戦略を採用したのはこれが初めてではないとのことです。
記事URL: http://jp.wsj.com/japanrealtime/blog/archives/11532/
(時事ドットコムより)
財務省は2012/11/16、人気アイドルグループの「AKB48」を起用した東日本大震災の復興応援国債のポスターを発表しています。仙台市出身で自身も被災した岩田華怜、高橋みなみ、大島優子、渡辺麻友、島崎遥香といったメンバー5人が登場し12月6日から販売する個人向け復興応援国債をPRするようです。
AKBメンバーが被災地で支援活動する写真を使用し、テレビCMも放映する予定ということです。
時事ドットコム: http://www.jiji.com/jc/eqa?k=2012111600775&g=eqa
【関連記事】
・2012/10/13 日本の財政の現状を知る 財務省の「日本財政関係資料」(平成24年度予算 補足資料)より
http://moneyneta.blogspot.jp/2012/10/24.html
・2012/8/23 消費増税でも日本は増税・かなり突っ込んだ社会保障費の抑制が必要(伊藤元重教授の警告~2030年の日本の社会保障の制度について、年金の支給年齢引き上げ、医療費負担の増加、相続税増、高齢医療費改革、さらなる増税~)
http://moneyneta.blogspot.jp/2012/08/blog-post_9924.html
・2012/8/15 日本の国債相場が安定している理由(日本証券経済研究所の中島将隆氏の小論文「日本の国債相場を支えているものは何か」より)
http://moneyneta.blogspot.jp/2012/08/blog-post_6211.html
・2012/10/12 日本国債の金利上昇で銀行の損失 金利1%上昇で6.4兆円、2%上昇で13.3兆円
http://moneyneta.blogspot.jp/2012/10/blog-post_12.html
・2012/10/11 IMF、日本の金融機関の国債保有の拡大に懸念 「銀行部門と財政部門の相互依存のリスクが高まっている」
http://moneyneta.blogspot.jp/2012/10/imf.html
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