WSJ(2012/12/3) ゴールドマンによる来年の株式戦略5つとS&P500予想
記事URL:http://jp.wsj.com/Finance-Markets/Stock-Markets/node_557702
記事によると、2012年11月末で1413のS&P500は今後3カ月で1450に、6カ月では1500に上昇するとゴールドマンは予測しています。
また、下記のポイントが挙げられています。
[成長の波に乗るための来年の戦略と見通し]
1)株式は債券をアウトパフォームする
2)株式のリターンは預金金利に勝つ(ただし、リスク調整前)
3)景気敏感セクター(素材株、工業株、IT株)は、ディフェンシブセクター(消費財関連株、通信関連株、ヘルスケア関連株)を負かす
4)ダブルシャープレシオの株式はリスク調整済みの高い利益増と見込みのあるリターンをもたらす。シャープレシオとはリスクに見合ったリターンを得ているかを表わす指標。ダブルシャープレシオはリスク推定を含んでいる。
5)ブラジル、ロシア、インド、中国での売り上げが多い企業の株式は内需依存型の企業の株式を負かす
[13年の市場テーマのトップテン]
1)グローバルな成長:「こぶ」を乗り越えれば、開けた道が現れる
2)G4(米国、欧州、英国、日本)でのさらなる非伝統的な金融緩和
3)「配当利回り狙い」の根底の揺らぎ
4)米住宅関連業界の安定化と民間セクターの持ち直し
5)ユーロ圏のグローバルリスクに対する影響軽減化。ただ、依然として問題の元凶に
6)ユーロ圏の中心国と周辺国の間にある根強い意見の相違
7)新興経済国の持ち直しは再び生産能力の制約を受ける
8)新興経済国の分化が続く
9)コモディティー受給のひっ迫の中期的な緩和
10)中国の安定成長。だが、以前ほどではない
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