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2012年11月2日金曜日

ソフトバンクによるイー・アクセスの株式交換比率の変更との報道 ソフトバンクの株価下落を受け



米スプリント・ネクステルの買収によりソフトバンクの株価が大きく下がったことを受け、ソフトバンクとイー・アクセスの交換比率を見直す方向で検討中と報じられています。
10月1日にイー・アクセス買収を発表した際のソフトバンク株の基準価格は3108円でしたが、10月31日終値は2527円と基準価格に比べ18.7%低い水準となっています。

2012/11/1の日経「ソフトバンクとイーアクセス、株交換比率見直しへ」により報じられているポイントは下記となっています。

・経営統合を決めたソフトバンクとイー・アクセスは10月1日に決定した株式交換比率を見直す方向で調整中
・ソフトバンクによる米スプリント・ネクステルの買収が明らかになった10月中旬以降、ソフトバンクの株価が大幅に下落したことに対応する。直近の株価をもとにソフトバンク株の割り当てを増やすことで、イー・アクセスの株主の理解を求める狙い
・当初計画ではイー・アクセス株1株に対しソフトバンク株16.74株を割り当てる計画
・10月1日にイー・アクセス買収を発表した際のソフトバンク株の基準価格は3108円。しかし10月31日終値は2527円と基準価格に比べ18.7%低い。イー・アクセス株の買い取り価格は1株5万2000円、買収総額は約1800億円とする計画に大きな変更はないとみられる
・孫正義社長は「複数案を検討しており、出資比率を3分の1未満にする可能性もある」と明らかに
・またソフトバンクはイー・アクセス株の全株取得後に売却や第三者割当増資などで出資比率を引き下げることも検討。2009年に総務省が両社に新たな周波数帯を割り当てた際に、議決権ベースで3分の1以上の出資関係にある会社の申請を認めない指針があったことを念頭に置いている

なお、本件の報道を受け、ソフトバンクは「現時点で決まった事実はない」とIRで公表しています。
ソフトバンクのIR(2012/11/1):
http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20121101/7r4myu/140120121101029254.pdf


【マネーの知恵(仮)関連記事】
・2012/10/16 ソフトバンクはSprintを1兆5千億で買収 報道で株価21%下落も「今が買い」とアピール 成功に「自信があります」
http://money-learn.seesaa.net/article/297612019.html
・2012/10/1 孫さんは損する?損しない? ソフトバンクがイー・アクセスを破格のプレミアム245%で買収
http://money-learn.seesaa.net/article/295065037.html


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