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2012年8月15日水曜日

アジアの経済成長の注意すべき3つのポイント


日本経済研究センターの「齋藤潤の経済バーズアイ」の記事「8月14日 アジアは世界の成長センターであり続けられるか」より。

「中長期的にもアジアの経済成長は持続し、21世紀は「アジアの世紀」になるとの見方が多く」ありますが、3つの注意すべき論点を挙げています。
・アジアにおける高齢化・人口減少。今後、急速に高齢化・人口減少が進展する
・アジアにおける労働生産性の伸び悩み。特にASEAN諸国では、この伸びが停滞している兆候が見て取れる
・アジアにおける財政余力。短期的な財政拡大への誘惑があるが、強いインフレ圧力を再燃させる危険性

「アジアには人的資本が蓄積されていることなど、強みも多く」が、「アジアの経済成長が持続し、世界の「成長センター」であり続けるためには、様々な課題がある」と指摘しています。
「長期的な課題に確実に対応していけるかどうかは、これからの政策対応に」より、「アジアの将来については、慎重ながらも楽観的(cautiously optimistic)にはなったとしても、過度に楽観的(overly optimistic)にはならないよう、注意すべき」と言及されています。

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