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2012年8月10日金曜日

日経(2012/8/9付)で、「日本株、資産から探る上昇シナリオ(証券部 佐藤ちあき)」という記事が掲載されています。
企業の保有する資産に注目が集まっているということです。

資産の含み益を考慮すると東京急行電鉄のPBR(株価純資産倍率)は1.1倍から0.9倍に低下、東日本旅客鉄道も1.1倍から0.7倍に低下するため、いわゆる資産バリューについての記事になります。

下記のコメント等が紹介されています。
・バークレイズ証券で鉄道セクターを担当する姫野良太アナリスト
「含み資産を考慮した場合の投資アイデアについて問い合わせが入り始めた」

・BNPパリバ証券
時価総額に対して「現金・有価証券・土地・投資有価証券」の割合は7割と、リーマン・ショックがあった2008年以来の高水準

・BNPパリバ証券の丸山俊・日本株チーフストラテジスト
「世界的に高成長が期待できないなか、保有する資産の有効活用に活路を見いだす企業は増えるはず」
香港の投資家に保有資産に着目した投資アイデアを紹介したところ反応はまちまち。「割安とみて投資しても株価が上がらず、苦い経験をした投資家も多い」

・プロスペクトのカーティス・フリーズ会長(日本株で運用する独立系ヘッジファンド)
「潤沢な現預金や土地などを保有しているにもかかわらず、市場からの評価が低い日本企業は多い」
「こうした企業には買い手が現れやすく、上場コストの負担を考えて自ら上場廃止を選ぶ企業も出てきやすい」
 「日本株のテーマはM&A(合併・買収)、MBO(経営陣が参加する買収)になる」

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