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2013年3月10日日曜日

ウエスタンユニオンが日本で銀行代理業務 海外送金を利用する中小企業など顧客開拓


日経(2013/3/10)「米送金大手が日本で銀行代理業務 ウエスタンユニオン」より、国際送金の世界最大手である米ウエスタンユニオンは日本で銀行代理業に参入する方針を伝えています。

・現在、準備を進めており、金融庁から認可が得られれば送金専門の事業者では初めて
・ウエスタンユニオンは楽天銀の口座を通じた海外送金で提携。提携先である楽天銀行の口座開設の仲介などを手がけ、海外送金を利用する中小企業など顧客の開拓につなげる。日本と海外の間での小口の送金需要を見込み、事業拡大に弾みをつける。銀行代理業の認可が得られれば、楽天銀にかわって預金を集めたり貸出先を仲介したりできる。楽天銀の法人顧客基盤を拡大し、自社を経由した海外送金を増やす狙い
・日本での海外送金業務は現在、楽天銀に口座がある中小企業による輸入代金の支払いに使われる場合が多い。提携開始以来6000社程度に増えた利用者を年内に1万社程度まで拡大させる
・ウエスタンユニオンは世界203カ国・地域に拠点があり、68通貨の送金を取り扱っている。日本市場には2010年に資金移動業の認可を取得して参入。楽天銀のほか、セブン銀行や金券店などとも提携
・銀行以外の事業者による小口の送金事業は10年の法改正で可能になった。市場規模は年2~3倍の勢いで急拡大している。ウエスタンユニオンは、中小企業の海外展開が進んでいることから今後も海外送金の需要拡大が見込めると判断。日本での事業拡大を加速

ウエスタンユニオン
http://www.westernunion.co.jp/jp/
送金方法
・取扱店舗から送金
・セブン銀行ATM・インターネット・モバイルバンキングから送金
・ファミリーマートに設置のFamiポートから送金

銀行代理店制度とは:
銀行法上の許可を受けた法人または個人が銀行の委託を受けて、銀行の代理店として、預金の受入、融資、為替などの銀行業務をおこなう
具体的には、銀行のために預金契約等の代理や媒介、資金の貸付け等の契約の代理や媒介、為替取引契約の代理や媒介をおこなう
従来の銀行代理店制度では、銀行代理店は銀行の100%子会社でなければならず、かつ銀行の代理業務以外の兼業が禁止されていたが、平成18年4月に施行された銀行法の改正により、銀行の代理業務をおこなうことのできる者の範囲が大きく拡大され(100%子会社規制の撤廃)、また、内閣総理大臣の承認により、銀行の代理業務以外の兼業も認められることとなった。今回の改正により、銀行代理店制度の普及が期待されている
(野村証券の証券用語解説集より一部抜粋)


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