地下動向の予測は不動産投資などを行っていく上でとても重要なテーマとなります。正確な予測はもちろん難しいのですが、少しで妥当性のある予測をおこなために、現在の価格動向が上昇基調にあるのか下落基調にあるのかを調べると良いでしょう。日本不動産研究所が1年間に2回(3月と9月)に発表する市街地価格指数は参考となる指標です。
・市街地価格指数とは日本不動産研究所が年に2回(3月と9月)に発表する数字で、全国223の都市の地下動向をレポートしたもの。平成12年3月の地下を100としてそこからどう値動きをしたのかを教えてくれており、長期トレンドを掴む参考にもなります。
・長期トレンドとしては全国的には首都圏も含めて大幅な下落傾向。ただし2012年の安倍内閣誕生とアベノミクスの開始や2013年に開催が決定した東京オリンピックの影響を受けてここ数年の首都圏の地下は上昇中。
・その他の地方でも外国人訪問客が訪れることの多い観光地では地下の下げ止まりや、一部地域では上昇が見られる。またリニア中央新幹線の開設など大きなインフラ工事が行われる地域も上昇傾向。
・首都圏でも銀座や新宿、表参道など景気の上昇や外国人訪問客による消費拡大の恩恵を受けやすい地位が特に地下の上昇が大きい。
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