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2016年7月21日木曜日

メガバンクによる保有株式売却は起こるのか?

[羅針盤]メガバンク、株売却の重荷より

3メガバンクは2015年度下期に保有株売却の加速を決定していました。3メガバンクの2016年3月末時点の株式保有額は12兆円に上りますが、株価変動によるリスクにつながっており、財務の健全性を担保するための措置のようです。

もともと欧米では銀行が株式を持つことは好まれていませんでした。価格変動リスクが高いためです。邦銀の株式リスク量は現行基準では時価の約1.5倍ですが、銀行当局で構成されrうバーゼル委員会は2.5倍に上げる検討もしており、このままでは健全性の基準となる自己資本比率がさがりかねません。

しかし、銀行が売却を行おうにも現在の日本の株式市場の先行きも不透明なため、大量の売却が市場への下落圧力となりかねません。元々邦銀は持ち合い目的で株式の所有を高めていたのですが、そのような行為に対してかねてから批判も多く、そのツケが回ってきた結果といえます。

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