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2014年12月27日土曜日

フラジャイル5からフラジャイル7へ

2014年12月、原油価格の急落をきっかけに、世界最大規模の産油国であるロシア経済の悪化懸念が広がり、通貨ルーブルに売りが浴びせられました。
10%下げた直後の12月16日には、通貨防衛にロシア中央銀行が政策金利を年10.5%から17%へ引き上げました。ただ、その直後にもルーブルは下落。
その後は若干持ち直すも、不安定な動きが続いています。
ロシアの外貨準備は約4000億ドルと、デフォルトに陥った1998年当時の30倍に達していますが、原油安の負のサイクルが意識されると、世界の金融市場が動揺する要因となっています。

2013年~2014年初めに、FRBの量的緩和縮小で下落する通過として「フラジャイル5」が言われていましたが、今回は、これに産油国のロシアルーブルとマレーシアリンギットを加え、フラジャイル7などとささやかれ始めています。

・フラジャイル5
ブラジルレアル
インドルピー
インドネシアルピア
トルコリラ
南アフリカランド

・フラジャイル7
フラジャイル5

ロシアルーブル
マレーシアリンギット

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