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2013年1月11日金曜日

ジム・ロジャーズ氏のアベノミクスへの見解「個人的にはミステイクだという気がしている」

ジム・ロジャーズ情報ブログの記事「ジム・ロジャーズ氏の安倍新政権についてのコメント」(2013/1/10)では、ジム・ロジャーズ氏によるアベノミクスへの見方が示されています。週刊文春2013年1月17日号に掲載された内容ということです。
記事URL: http://blog.jimrogers-fun.com/Entry/502/

○アベノミクスについて
・アベは、洪水のようにカネをばらまく。当然ながらインフレが起こるだろう。アベはインフレに誘導したいと思っている。確かにマーケットはそれを好感して株価が上がっている。これは事実だが、個人的にはミステイクだという気がしている。
・アベは、急速な円安を良いことだと受け止めている。
もちろん短期的には利点もあるが、長期的には日本にとって悪影響もあることを忘れてはいけない。
輸出産業もしばらくは恩恵にあずかるだろうが、輸入品の物価高からインフレ発生することもあり、市民生活への影響は大きいだろう。
・経済環境にあまりに早い変化が起こると、誰かが得をしている一方で経済的損害を被っている人間もいるはず
・2013年の世界経済の動向は、日本にとって潜在的なリスクと言える。今年後半には世界経済のつまづきがあるかもしれない
・日本は貿易大国であるから、その場合には当然その影響からは逃れられないだろう

○ジム・ロジャーズ氏の日本株投資について
・ジム・ロジャーズ氏は、津波のあった3月11日以降、一貫して日本株を買っている。2012年もアベが総選挙で勝つことが確実な情勢になった時点で、日経インデックスを買い増した
・今年の日経平均株価がどこまで上がるか、それは何とも言えない。
1年はとても長い期間だし、私は物事の推移を見守りながら投資の判断を下すからだ。よって、いまここで“予想”を伝えることにはあまり意味が無い
・私はまだ保有している日本株を手放すつもりはないというこだ。それが10年後になるのか、もっと早い時期になるのかはわからないが

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2012年8月19日日曜日

ジム・ロジャースの語るコモディティ投資の意義


大和投資信託では2012/8/16付ファンドレターとして、「ジム・ロジャーズ氏インタビュー」を掲載しています。

インタビュー内容は、
1.先進国、新興国の金融緩和のコモディティ市場への影響
2.米国の穀倉地帯が熱波に見舞われ、穀物の収穫が大幅に減少することが予想されているが、食品への価格転嫁も進むか
3.コモディティではどの品目が今一番売られすぎだと思うか
4.コモディティ投資の意義
5.相場が多少乱高下しても自身の投資アイデアを貫くコツ
となっています。

3.コモディティ投資の意義について、下記のように3つの点から説明がされています。
①これまでコモディティは株式市場よりも良かった
②特定の国の影響を受けにくい
③コモディティの優位性は今後も続くだろう

メモ/
「1点目として、これまでコモディティは株式市場よりも良かったということがあります。過去13~14年間で見ると、コモディティのリターンは株式を大きく上回ってきました。累積リターンは米国株を大幅に上回ったのですから、日本株に対してならばもっと良かったということになります。過去20年にわたって日本株に投資してきた日本の投資家が、もし日本株の代わりにコモディティに投資していたとしたら、かなり状況は違っていたと思います。特に、日本はコモディティを輸入に頼っています。私が日本人だったら、まずはコモディティに投資して、輸入品の価格高騰に対する備えを固めたいと思うでしょうね。
2点目として、コモディティは特定の国の影響を受けにくいということが挙げられます。コモディティは世界中で取引されている国際的な商品です。例えば銅。豪州でもドイツでも日本でも、銅は同じ銅として世界中で広く取引されています。取引がどこか特定の国に限られているような商品ではありません。先般の大震災による津波は日本にとっては災難でしたが、銅の国際市場にはさほど大きな影響は生じませんでした。
3点目の意義は、コモディティの優位性は今後も続くだろう、ということです。コモディティの供給不足は今後も悪化することはあれ、改善することはないでしょう。他方では、日本、欧州、米国と世界中で政府債務が積み上がっており、各国は国債を増発して支出を続けています。これはコモディティにとっては良いことです。世界の景気が良くなればコモディティは上昇し、景気が良くならなければ各国の政府が資金供給を増やします。世界中で国債が増発されるこうした時期には実物資産への投資できっと良い結果が得られると思います。」