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2016年11月24日木曜日

フィンテックとロボアドバイザーは人間の営業にどう影響していくのか

ロボットやAIが社会を変えるという話題を多く目にするようになりました。
資産運用では、ロボアドバイザーのサービスが続々と登場しています。

コミュニケーション能力はロボットが人間に追いつくには、人間ばりの知性を持たないといけないので、当面は人と接する場面では人間の方が優位性を持つでしょう。

論文「フィンテックは資本市場と経済構造をどう変えるのか」(柳川範之)を参考に、今後の在り方を考えてみましょう。
http://www.jsri.or.jp/publish/review/pdf/5611/01a.pdf
記事要旨を一部抜粋
・テレビの天気予報ではお天気お姉さんが出てくる。天気の情報には予想される降水確率を画面に出せば足りるはず。
→同じ情報でも人間が笑顔で伝えることに意味があり、そのようなことができるところに人間の価値がある。

・証券会社の対顧客サービスでも同様で、わざわざ人間を使うところに重要なポイントがある。
どこまで人間を使うのかいいのかは微妙。
例えば、顧客が窓口に行かなくても、営業の人が飛んできてくれるとすれば、顧客は喜んで受け入れるでしょう。
この時、なぜ顧客は喜ぶのか。
もしかしたら、自分のために手間やお金をかけてくれるのが、大事な顧客として扱われていると思えて嬉しいのかもしれない。そうすると、人間でなく、非常に高価なロボットがやってきても、同じように嬉しいと感じることになるのかもしれない。
イケメンのロボットと中年のおじさんではどちらが嬉しいか。
生身のコミュニケーションなのか、顧客が求めているのはむしろイケメンのロボットかもしれない。
顧客が本当に何を求めているか。

・介護の現場。生身の人間から伝わる優しさが重要な役割を果たす。
例えば、下の世話をされるとき、人間よりロボットにやってもらった方が気持ちいいと感じる人がたくさんいる。


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