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2014年2月16日日曜日

イエレンFRB新議長の経歴と中央銀行の役割(FRBと日本銀行)

○FRB(米連邦準備制度理事会)・・12の地方連邦銀行をワシントンで束ねている
政策目標:物価の安定と雇用の最大化
(*雇用の最大化が目標になっているのは世界的には珍しい)
金融緩和策:
・住宅ローン担保証券 月400億ドル、米国債 月450億ドル買い入れ(QE3)
・2014年1月以降買い入れ規模を縮小
トップ年収:2058万円(1ドル102円換算、2014年)
(*事務方の給料は良いらしい)

イエレン新議長は初の女性議長。ハト派的金融緩和論者と言われる。
主な経歴
1946年 ニューヨーク・ブルックリンで開業医の父と教師の母の間に生まれる
1967年 ブラウン大学を主席で卒業
1971年 経済学博士号取得
1997年 大統領経済諮問委員会委員長就任
2004年 サンフランシスコ連邦準備銀行総裁就任
2010年 FRB副議長就任
2014年 第15代FRB議長に就任
夫はノーベル経済学者のジョージ・アカロフ氏
息子のロバートは13歳で経済学を志し、現在はイギリスで大学准教授

○日本銀行
政策目標:物価の安定と金融システムの安定
金融緩和策:
・マネタリーベース2年で2倍
・長期国債・ETF2倍以上
・長期国債の平均残存期間2倍以上
トップ年収:2396万円(2014年)

総資産のGDP比は2013年末で50%弱、このまま増えていくとGDP比はさらに高まり(増加分は日本国債)

*テレビ東京「マーケット羅針盤」(2014/2/16)を参照

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