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2016年1月17日日曜日

最近のレバレッジ投信の動向について(日銀レビューより)

日銀レビューにて、「最近のレバレッジ投信の動向について」が公表されています。
http://www.boj.or.jp/research/wps_rev/rev_2016/data/rev16j01.pdf

「最近、わが国家計によるレバレッジ投信を用いた株式投資が拡大している。レバレッジ投信については、①それにかかるリバランス取引が日々の株価変動を増幅させうる、②多額の資金変動が生じると流動性が低下し、株式市場全体にもストレスを与えうる、といった指摘もあり、その動向に注目が集まっている。これまでのところ、わが国のレバレッジ投信については、日々の株価変動に対する「逆張り」の資金流出入によってリバランス取引の影響は抑制されているほか、その流動性も十分に高いとみられる。
もっとも、レバレッジ投信の規模が増加基調にあることも踏まえると、先行きもレバレッジ投信の動向、とくにストレス時におけるその金融市場への影響には注視していく必要がある。同時に、レバレッジ投信市場をモニターすることは、家計のリスク・テイク姿勢を把握するうえでも有益と考えられる。」
「家計のレバレッジをかけた株式投資の動向は、過去の経験則をみる限り株式市場の温度感を表
す指標の一つであり、新たに拡大している商品の動向を含め、今後とも丁寧に確認していくことが
必要である。また、こうした新たな商品がどのような特性を持ち、とくにストレス時に金融市場にどのような影響を与えうるのかについて、理解を深めていくことも重要であろう。」
としています。

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