内藤忍の資産設計塾【第3版】----あなたとお金を結び人生の目標をかなえる法 (資産設計塾シリーズ) [単行本(ソフトカバー)]は、資産運用で成功するために必要な要素、1マインドセット(心構え)、2セオリー(理論)、3ナレッジ(商品知識)をバランスよく学べます。個人投資家が勘違いしているポイントや陥りやすい失敗、投資理論や個々の金融商品について充分に納得しながら、自分の資産設計戦略を立てて実際に運用が始められるように工夫してある1冊となっています。
単行本(ソフトカバー): 216ページ
出版社: 自由国民社; 第3版 (2012/11/29)
[ASKさんの書評]
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ブログ:マネーの知恵(仮) http://money-learn.seesaa.net/
マネックスユニバーシティ代表として個人投資家におなじみとなり、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部に移籍し、2012年の年末に自身で資産デザイン研究所を立ち上げた内藤忍さんの資産運用の解説書です。
内容は大きく3つに分かれていて、①資産運用ためのマインドセットと考え方の基本的なセオリー、②個別の金融商品についての特徴や解説、③具体的に運用するためのプロセス、アセットアロケーションやポートフォリオ例、といった構成になっています。
内容としては極めてオーソドックスかつニュートラルで、見解もおしなべて基本に忠実であり、網羅的かつ丁寧に解説がされている良書で、内容の幅広さとコンパクトさが本書の特長と思います。
個別の金融商品については、投資信託、外貨MMF、日本株式、ETF、海外ETF、日本債券、外国債券、FX、REIT、オルタナティブ投資、コモディティと、広く基本的なカテゴリについてコンパクトに解説がされています。
短期的にいかにマーケットの流れを読んでいかに儲けるかという本ではありません。資産運用について学びまじめに長期的な資産形成に取り組みたい意欲のある方、投資初心者でどうしたら良いのか迷っている方、投資経験はあるがまだ知識に穴がある方が部分的に各トピックを読んで補足するには適した本であると思います。
アセットアロケーションやポートフォリオについては絶対的な答えはありませんが、本書で示されている具体例はヒントにもなるかもしれません。
これ1冊の内容を押さえていれば、一般の個人投資家の方が身に着けておくに越したことはない初級~中級レベルの基本的な内容は網羅されていると言えます。
長年にわたって長期運用の方法を試行錯誤してきた私としては、投資を始めてから3~5年目以内位の時に出会っていたかった本であったと感じました。
内藤 忍
自由国民社
売り上げランキング: 12,930
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